人の永久歯は一度失ってしまうと、二度と生えてくることはありません。
その失ってしまった歯の機能や見た目の状態を取り戻すための治療の一手段がインプラント治療で、歯の根の代用となるチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。

歯を失った顎の治療法には、義歯(取り外し式の入れ歯)、ブリッジ(固定性の義歯)、そしてインプラントがあります。これら、どの治療法にも治療上、治療後の使用にあたり、メリットとデメリットが存在します。
治療に際しては、メリットばかりに目がいってしまいますが、デメリットも把握した上で、その治療方法を選択することが大切です。
したがいまして、私どものクリニックでも、まず、この点をご説明、ご理解いただくことにしています。

当クリックでは、歯が失われているという理由だけでいきなりインプラント治療を行うようなことは決してありません。

あくまでも、
『インプラント治療は歯が抜けた顎の1治療オプションの一つ』であるとの認識のもと、
他の治療方法との比較により、その利点・欠点をよく検討し、これら情報をわかりやすくご提供し、患者さまに良くご理解いただき、ご納得された上ではじめて治療に臨みます。

患者さまにとって
「本当にインプラント治療が必要かどうか?」

特に、以下の3点を満たした上で治療に入ることにしています。

当クリニックのインプラント治療実施の基準

1)患者さまにとって本当にインプラント治療が必要か?
2)インプラント治療が可能かどうか(お口の状態,全身的な状態等)?
3)インプラント治療についてよくご理解され,治療について同意されたか?

インプラント治療FAQ背景画像患者さまより良くご質問いただいたり、当クリニックでご説明するインプラント治療に関する事柄をQ&A形式でまとめています。よろしければ、ご参照下さい。
随時、アップデートしていきます。

●専門資格を有する歯科医師・歯科衛生士が治療およびメンテナンスケアを行います

インプラントは、単に手術がうまくいったので治療が成功という訳ではありません。
最終的なかぶせが入った後も,専門的なフォローアップ体制のもとに適切な術後管理がなされていなければ長期的な生存は望めません。また,クリーンな施術環境の整備や多種多様な器具の管理体制がなされていなければならないことは当然のことです。
専門資格プラークしたがって,直接施術を行う歯科医師はもちろん,衛生指導や環境整備・機器管理を担当する衛生士をはじめとするスタッフ各々の専門的なスキルが必要かつ重要になります。
臨床経験豊かで実績豊富な専門資格(日本口腔インプラント学会 認証医,日本口腔インプラント学会インプラント専門衛生士,医療環境管理,滅菌技師)を有するスタッフ陣がインプラント治療を施行,サポートしていきます。

●先端的な診査機器により精緻な診査・診断を行います。

各種口腔内検査に加え,施術予定部位における歯科用CTによる骨や解剖学的状態の精緻な診断とインプラント治療専用の3Dシミュレーションソフトウエア(SimPlant® NobelClinician®)により安全な治療計画を立案します。
我々のクリニックでは,できるだけ「低侵襲(疼痛や腫れが少ない)」,「短時間(治療期間を短く)」を念頭に治療計画ならびに施術を行うようにしています。
骨量不足,骨欠損がある場合には,通常,骨造成(骨再生)術を併用しますが,治療による生体侵襲は単純なインプラントの埋入手術に比較すると増し,治療期間も延長します。できるだけ,これらの処置を避け,「安全」で「生体に優しい」治療を計画します。
全身疾患を有する患者さまにおいては,必要であれば血液検査の実施に加えかかりつけ医への対診,また提携医院ご紹介による内科的検査も行っています。
なお,当クリニックでは,世界で最もシェア率が高く,学術報告数も多いストローマン社およびノーベルバイオケア社のインプラントシステムを採用しています。

●適切な診療情報の提供および患者さまの同意にもとづき治療をすすめます

専用のリーフレット、PCを利用したインプラント治療の概説、術式、リスク等の説明によりインプラント治療に関する理解を深めます。
CT結果説明場面歯のぬけた顎の状況はさまざまで,お口の中の総合的な診査,3Dシミュレーション分析により,患者さまに対して安全で最もベストな治療計画を立案しご提案いたします。
インプラント治療はケースにより,治療過程が異なることがあり,患者さまもいつ治療が終わるのか不安に思われることがあります。当クリニックでは,歯科領域ではその利用が少ないクリニカルパスを使用して,患者さまへの治療の進行予定と各時期の注意点等の説明を行っています。この患者さま用パスに連動する形でスタッフ用パスを策定し,クリニックにおける院内事故防止,治療向上に役立てています。

●クリーンな施術環境と充実した設備

感染防止に配慮した専用ルームによりインプラントの手術を行います。
手術専用室骨量が少ないあるいはや骨欠損が大きいといった,いわゆる難症例にも対応し,各種骨造成術に必要となる機材・機器を準備しています。また,現在,もっとも先進的な治療と考えられているコンピュータガイド型インプラント治療もルーティンに行っています

ミニマル・インターベンション(低侵襲外科)治療を推進します。

近年、患者さまのQOLに配慮した治療術式が次々に開発され、インプラントの治療法が飛躍的に変化してきました。
特にMI(ミニマルインターベンション:最少限の外科処置)インプラント治療と呼ばれる、外科による生体侵襲を極力おさえた患者さまに“やさしい”治療術式が世界的に注目を集め普及しつつあります。
all-on-4全く歯の無い総入れ歯の患者さまに、骨移植などをせずに半日で全部の歯がインプラント義歯になる即時インプラント治療『all-on-4(オールオン4)』や、CTデータをもとにした3次元シミュレーション分析で製作した外科用ガイドを用いて侵襲を伴う骨移植を回避したり、歯ぐきを大きく切開せずに手術を行うコンピュータガイド型インプラント治療等がこれにあたります。
当クリニックにおいても、患者さまの諸条件がゆるせば積極的に行っていきます。

メンテナンスケアと保証

患者さまにより最終的に装着される上部構造(いわゆるかぶせ)のタイプもさまざまなことから,患者さまにあった口腔ケアプランを立案し,衛生指導,専門的口腔ケアを行っています。
また,年に3〜4回,インプラント治療を受けられた患者さまを対象にした無料説明会を開催しています。診療時間中には,なかなか触れることができないケア用品の紹介,使用方法,インプラントの異常所見の早期発見等々について解説しています。

また,当クリニックでインプラント治療をされた患者さまにおいては,数ヶ月に一度程度の定期検診を受けていただくという条件下に保証期間を設定しています。詳細はお問い合わせ下さい。


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