遊離糖類(free sugar)食品や飲料の加工調理で加えられる単糖類や二糖類と、はちみつ、シロップ、果汁、濃縮果汁など に自然に存在する糖類。なお、WHOガイドラインでは、生鮮果実・野菜及び乳中に存在する糖は対象外。→この対象外の食品については、摂取による有害影響を裏付ける証拠がないためであるとされる。World Health Organization. Sugars intake for adults and children Guideline. 2015.ガイドラインの全文(59ページ)は以下のURLから入手できる。http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/149782/1/9789241549028_eng.pdf?ua=1 上述、健康効果には、過体重・肥満・う歯(虫歯)のリスクを減んじることが挙げられ、これらには科学的な証拠が存在する。ということなんであるが、この目標値は現実的にはかなり厳しい数値であることがわかる。カフェでコーヒーに入れるスティックシュガーを例にして見てみよう。スティックシュガーに含まれる砂糖の量は1本あたり3gである。WHOの目標値25gにあてはめると、1日あたりおよそ8本までいけるということになるが…、通常のどら焼き1個あたりには約36gの砂糖が入っているとされる。これをスティックシュガーにしてみれば、およそ12本分、すなわちもう1日分の目標摂取量をオーバーになるわけである。ちなみに、コーラ1本(500mg)には、57gの砂糖が含まれているとされ、スティックシュガー19本も含まれている。今回、食したどら焼き あんずっしりは成分表示をみると砂糖と明記され、甘さ控えめながら、おそらく通常のそれよりは砂糖の量は多いのではと思われる。このWHOの目標値からみれば、このどら焼きを食べることでむし歯リスクが非常に高くなったことになる。(ダメ歯医者やなあ)ただ、実際はそうともいえない(決して自分擁護ではありません)。むし歯の発症は、糖やむし歯菌だけでなるわけではない。様々な要因が重なり合うことで、歯の実質欠損を伴ったむし歯が発症する。今回、砂糖の摂取量にに焦点を当てて見てみたが、むし歯のできやすさについて考えると、砂糖の摂取量というよりは摂取回数が問題になってくる場合が多い。このあたりは、またの機会に続けたい。今日はここまで。]]>